ガラス1年後期part2

12月も中盤を過ぎ、後期の授業も後少しとなってきました。

3つのコースの授業を順番に受ける1年後期ですが、今週からはもう最後のコースになりました。冬休みを過ぎると授業修了まで本当にちょっとしかありません。周りでは、先輩達が卒業制作、学外展展示作品制作などが佳境に入り始め、夜遅くまで作業を続けています。1年生にはそんな先輩達に刺激を貰って、これからの学校生活を充実させてもらいたいです。

今回はガラスコース2チーム目の作業風景を紹介します。

これは最後の授業の様子です。制作しておいた板状のガラスを最後に曲げる前に、サンドブラストを使って模様を彫ったり、調子づけをしてます。中にはサンドブラストでガラスに穴を開ける学生もいました。

こちらはガラスを曲げる時に使用する陶土で出来た素焼きの型です。ガラスの板を作る前から最終段階の形をデザインして作っておいたものです。表面には溶かした時にガラスが型にくっつかないように、離型剤が塗ってあります。

こちらが陶土の型に板状のガラスをのせた様子。このガラスを約650℃まで温め、型にそわせて曲げます。

完成した作品。板状だったガラスが綺麗に曲がりました。

色の板ガラスを細かく砕いて細かな模様を作った人や、わざとガラスをバラバラに並べて穴があいたガラスにした人など、今回も色々と面白い作品となりました。

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