2年生キルンキャスト
ガラスコース2年生の後期の課題1つ目はキルンキャストです。
キルンキャストとは、窯の中で石膏型の中にガラスを流し込む、鋳造技法の一つです。課題制作も終盤に入り、先日メインとなる窯入れをしました。
型の中にガラスを詰め、さらに入りきらなかったガラスを植木鉢に入れ型の上にのせます。それを窯の中に上手く並べていきます。今回は2年生全員で窯入れをしたので、お互いに協力しあいながら窯入れを進めていきます。窯入れの準備が完了したのが3枚目の画像。これからほぼ1週間かけてガラスを溶かし、常温まで冷ましていきます。
一週間後の窯の中です。植木鉢に山盛りに入っていたガラスがしっかり型の中に溶けて入っています。窯からガラスを型ごと取り出したらいよいよガラスを割り出していきます。
ガラスを傷つけないように、木槌で周りの石膏を割っていきます。人によっては補強用の金網が入っていたりします。割り出す時は上手くガラスが流れているか、綺麗な色が出ているか、ドキドキしながら割り出していきます。
割り出されて作品。思いどうりに出来た人や、ちょっと失敗した人などそれぞれでした。これから底の加工や表面の加工をして作品が完成します。