ガラス2年 吹きガラス
クラフト美術学科では今年の2年生から新カリキュラムになっています。
今まで3年生前期で行っていた吹きガラスが2年生後期になりました。始めのころは熱くトロトロに溶けたガラスやスピーディーな作業に四苦八苦していた学生も、授業がすすむにつれてだいぶ落ち着いて作業が出来るようになってきています。
1200℃以上で溶けるガラスを巻き取ったり
ガラスが冷めないうちに新聞紙で形を整えたり 少し冷めたガラスを1000℃以上あるグローリーで焼き戻したり
どれも初めての時にはなかなかうまく出来なかった作業です。
少しでも早く上手くなれるように、他の人が作業している様子も良く観察。
割とスムーズにコップの形を作ることが出来るようになっています。
そして今日は、コップの一部に装飾をつける練習をしました。
ほとんどでき上がったコップに、他の人に持ってきてもらった溶けたガラスをくっつけます。くっつけた後は、不思議な形をしたハサミでガラスを切ります。
つけて切ったガラスの余分なところを伸ばして切り離したら、ポッチの完成。
簡単そうですが、なれない形のハサミを使ったり、上手くガラスをつけるタイミングをつかんだり、なかなか大変そうでした。
来週はポッチよりさらに大きい高台をつける練習。自由制作に向けて色々な技法を練習していきます。