後期の授業紹介⑦ 「スケッチ・素描・イメージ」

一年生の後期に開設されているスケッチ・素描・イメージの授業についての紹介です。

この授業では、一回の授業ごとに各モチーフを見て、描く課題を行っています。

 

最初のモチーフは、切り花でした。

十種類以上の花の中から好きな花を選び、実際に手に取って描きます。

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葉や茎、花の質感、香りなども実感しながら描けたでしょうか。

写真や画像などからモチーフを見ることもある今日では、改めて新鮮な機会となるかもしれませんね。

 

また、屋外に出て樹木を描く課題もありました。

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持ち帰ったスケッチからは、木の幹や根、枝ぶりや葉など、それぞれが観察した視点が窺えますね。

木々が生えている環境の中で描く場合では、室内で描く機会とは違った視点でモチーフを捉えられるかもしれません。

 

描いた後には、全体での講評を行います。

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講評では、それぞれの描き方、モチーフを捉える観点を知るだけでなく、自身の描き方や捉え方についても改めて知る機会となったでしょうか。

 

また、屋外に出るだけでなく、自分の手をモチーフにしたり、各自が選んだ身近なものに目を向ける課題にも取り組みました。

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日常の中で、自身の手をはじめ、身近なものを観察する機会はなかなかありませんが、こういった課題をきっかけに続けていってほしいですね。

そして、対象を観察する課題の他に、着衣モデルや裸婦のクロッキー等を重ねながら、今後の制作に繋がる基礎を身につけています。

 

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2015年12月度合同展覧会のお知らせ

アート・クラフト学科の笹谷教授(フィギュア・彫刻コース)が、卒業生の田河敬太さん(彫刻)、和田裕樹さん(絵画)、元実習助手の大畑幸恵さん(絵画/武庫川女子大学講師)とともに、神戸元町のギャラリー301のグループ展に招待出品します。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

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2015年12月度合同展覧会


会期:2015年12月19日(土)~27日(日) 
   12時~18時(最終日は16時30分まで)
   水曜休み

会場:ギャラリー301
   神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル3F
       tel 078-393-2808
       http://www.gallery301.jp/

 

 

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蔦本大樹くん 第2回全国妖怪造形コンテストで入賞!

アート・クラフト学科2年生 蔦本大樹くんが第2回全国妖怪造形コンテストの一般部門で入賞しました!

このコンクールは柳田國男の出身地である兵庫県神崎郡福崎町が企画するものです。第2回目のテーマは、柳田國男著「妖怪談義」「遠野物語」より、小豆洗い、山の神、雪女でした。

下記リンクから是非ご覧下さい。

 

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《吹雪》 2015年、400×330×170mm、ワイヤー,アクリル絵具 

 

コンテストの詳細及び作品はこちらから。

 

 

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絵画コース有本健司くん ACTアート大賞展に出品します。

絵画コース3年生の有本健司くんがアートコンプレックス・センター主催のコンクールに出品します。

是非、ご高覧下さい。

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ACTアート大賞展

 

会期:2016年1月5日(火)〜1月9日(土)[展示審査期間]、1月9日(土)16:00〜17:00[受賞者発表式]

時間:11:00〜20:00(最終日は18:00迄) 入場無料

場所:The Artcomplex Center of Tokyo

   〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9

   03-3341-3253

詳細はこちらからご覧下さい。

 

 

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後期の授業紹介⑥「フィギュア表現」

フィギュアに関する授業では、前期にスカルピーを使って一点ものの制作を行いました。

後期に開設されているフィギュア表現では、型取りの技法についても学びながらフィギュアの表現を深めていきます。

今回の紹介は、型取り編です!

DSC_0026スカルピーの作例

授業では、まず原型を作りました。原型にはスカルピーを用いる場合もあれば、油粘土を用いて制作を行う場合もあります。

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原型が出来上がったら、型を作るための囲いを作り、シリコンを流していきます!

 

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なるべく気泡が入らないように、少しずつ・・・

そしてスプレーから出る風圧で、シリコンを広げます。

 

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一回でシリコン型を作る場合は、型に切り込みを入れ、中身を取り出していきます。

また、シリコンを半分ずつ交互に流して型を取る場合もあります。

 

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中身を取り出したシリコン型を固定し、そこにレジンキャスト(ポリウレタン樹脂)を流します!
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透明だったレジンキャストがあっという間に白くなりました。透明なシリコンだとレジンキャストの変化がよくわかりますね!

シリコンを二つ合わせた型の場合でも同様に型を固定し、レジンキャストを流します。

 

硬化したら、いよいよ中身の取り出しです!

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思っていたよりも力のいる作業・・・!

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取り出した白のレジンキャストに下地を塗ったところ

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このように型取りの技法では、複数の作品を作り出すことができます!

身の回りにあるフィギュア等がどのように作られているか、思いを巡らせる機会にもなったでしょうか。また、複製のよる表現への展開も考えられますね。

今後の作業で作品にどのような彩色がされていくか楽しみです!

 
 

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【美術教育コース】谷口先生が功績賞(教育文化部門)を受賞!アート・クラフト学科

11月23日(月)、やしろ国際学習塾で開催された「東条川疏水ネットワーク博物館 オープン記念シンポジウム」において、美術教育コースの谷口文保准教授が功績賞(教育文化部門)を受賞されました。

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現在、農業や農村が大きく変化しつつあるなかで、疏水を活かした新しい地域づくりが注目されています。それが「東条川疏水ネットワーク博物館」という取り組みです。

鴨川ダムを水源とする東条川疏水は、加東市、小野市、三木市にまたがる広大な水路網。その広大な地域の自然や文化を展示物に、そして地域全体を博物館に見立てて、地域に新たなつながりを育むことが活動の目的です。

谷口先生は、この活動に2年前から参画し、アートプロジェクトやトークライブなどの企画運営に取り組まれてきました。

 

谷口先生、受賞おめでとうございます!

 

 

 

以下は開催されたシンポジウムの詳細です。

 

東条川疏水ネットワーク博物館

オープン記念シンポジウム

〜地域の手で次世代のために水の恵を活かす〜

 

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日時:2015年11月23日(月・祝) 12:00開場、13:30開演

会場:やしろ国際学習塾L.O.Cホール及び大・中会議室

   東条川疏水ネットワーク博物館についてはこちらをご覧下さい。

 

 

 

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干支 申(さる)展のおしらせ

杉本ひとみさん(A学科実習助手)がグループ展に出展します。

来年の干支(さる)に因んだ作品が並びます。

ぜひお越し下さい。

 

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[干支 申(さる)展]

*会期 2015年12月5日(土)~12月20日(日)

         10:00-18:00 ※月・火曜日は休廊

         オープニング・パーティー 12/5(土) 19:00~21:00

*費用 無料

*会場 ギャラリー数寄

         〒483-8061

         愛知県江南市高屋町清水105番地[MAP

*Tel   (0587)-52-6172

*link  干支 申(さる)展

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四人展のおしらせ

三島一能さん(A学科実習助手)が四人展をします。

ぜひお越し下さい。

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小林 京和・稗田 麻琴・ 中村 佳世・三島 一能

[四人展]

 

 

*会期 2015年12月3日(木)~12月12日(土) ※日曜日定休日

         12:00~19:00 最終日17:00まで

*費用 無料

*会場 のばな Art Work

         〒104-0061 東京都 中央区 銀座2-4-1銀楽ビル3階[MAP

*Tel   090-6547-2543

*link 小林 京和・稗田 麻琴・ 中村 佳世・三島 一能 四人展

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瀬戸内国際芸術祭2016沙弥島アートプロジェクト「Las Islas —しま・しま— 」ワークショップを開催しました。

瀬戸内国際芸術祭2016沙弥島アートプロジェクトの一環として、「Las Islas —しま・しま— 」ワークショップの1回目が開催されました。

 

「Las Islas —しま・しま— 」ワークショップは、アート・クラフト学科の中山玲佳助教が旧沙弥島小中学校の外壁に展示する作品制作のために行われています。親子20名ほどの方々にご参加頂いた第1回目のワークショップは、11月15日(日)に開催されました。

ワークショップでは、まず瀬戸内の島々にまつわるお話や、作業の説明をしました。

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女木島、小豆島、そして沙弥島の形のシルエットからは、それぞれの島の特徴が窺えますね。こういった実際の島に対して、ワークショップではどのような島が作られるのでしょうか!

 

制作では、黒い画用紙に白色の色鉛筆でそれぞれの想う島を描きました。
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紙の形、そしてその上に描かれた絵からは、それぞれの自由な発想が伝わってきますね!

また、白で描きおこした絵の中には赤色も使われています。

この赤は、今回の沙弥島アートプロジェクのテーマである「3つの赤」と関連しています。「3つの赤」は、香川県坂出市の特産品である金時いも、金時にんじん、金時みかんの色を表していますが、黒地に部分的に映える色からは、テーマの広がりを感じますね。

 

そして、みんなの描いた島をプロジェクターで投影しました!

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壁面に映った島について、それぞれが作りながら想像した島のお話をしてもらいました。

 

12月5日(土)、6日(日)には、縦360cm×横1080cmのメッシュシートに描いていく第2回目のワークショップが開催されます。

是非ご参加ください!

 

「Las Islas —しま・しま— 」ワークショップ2回目

「描こう!ぼくのしま、わたしのしま」

 

日時:12月5日(土)、6日(日) 13:00〜

会場:坂出市海の家(沙弥島)

対象:現地の小学生全学年(1〜3年は親子で参加)

参加者準備物:汚れても良い服装、絵筆、不要になったペットボトル数本

 ワークショップの詳細はこちらをご覧下さい

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住まいと暮らしの道具展のおしらせ

4年生の南部楓さん(陶芸)と望月玲実さん(絵画)がGALLERY北野坂で開催される「住まいと暮らしの道具展vol.1 akari」展に出品します。様々な素材を扱う作家45名の展示です。ぜひお越し下さい。

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[住まいと暮らしの道具展vol.1 akari]


*会期 2015年12月8日(火)~12月20日(日) ※月曜日定休日

         11:00~18:00 最終日17:00まで

*費用 無料

*会場 GALLERY北野坂

         〒650-0003 神戸市中央区山本通1-7-17WALLAVENUE 2,3,4[MAP

*Tel   078-222-5517

*link 住まいと暮らしの道具展vol.1 akari

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