美術実習B(2年次・水彩画)課題の作品紹介
2年次に行われる水彩画の授業の課題はとてもユニーク。
自分で選んだ音楽を聴きながら、イメージを膨らませ、心象風景を描きます。
音楽のジャンルは、クラシック、洋楽、邦楽、環境音楽など、なんでもOK!
リラックスして・・・
カタチ・色彩・サウンドの織りなす世界に・・・
身をゆだねてみると・・・
いつもと違う・・・
作品が次々に生まれてきました。不思議ですね。
講評会では、各自選んだ曲を聴きながら、仕上げた2点の作品について発表しました。
水彩が終わると、次はアクリルの授業が始まります!
美術教育演習Ⅰ授業レポート:ワークショップを企画する その3
前回の授業では、学外で行う小学生対象のアートワークショップについて、みんなで「鯉のぼり」をイメージした帽子を持ち寄り、デザイン案を決定しました。
「鯉のぼり帽子」の条件として、小学生各自が違ったデザインの帽子をつくれること、限られた時間内で完成できるデザインと構造、安全性や予算等についても考慮し、試作を重ねました!
今回は、いよいよ6月7日(日)に控えたワークショップの準備です!
帽子に用いる袋やフェルトについては様々な色を用意することで、各自が思い思いのデザインを形作れるように配慮します。
そして、鯉の里がえりツアーの説明に用いる絵巻物を制作する谷口先生!
この絵巻物には鯉のぼりの親子が描かれています。前回の投稿でも触れましたが、なぜ、鯉のぼりなのか、プロジェクトの背景に少し触れたいと思います。
ワークショップを行う、東条川疏水ネットワーク博物館“疏水の日”プロジェクトでは、疏水(土地を切り開くために作られた農業用水路)をテーマに、参加する小学生が農業と生活の繋がりや地域との繋がりを振り返り、楽しく学習していきます。また、東条川が流れる加東市は、明治期より鯉のぼりが地場産業となっている地域です。ワークショップでは子供たちが地場産業である鯉のぼりにちなんだ鯉のぼり帽子を制作します。そして、それを被ってみんなで子鯉になり、昨年のワークショップで制作した親鯉と共に疎水にまつわる東条川流域をパレードのように巡り「成長した鯉たちが生まれ故郷の鴨川ダムに里帰りする物語」を演出します。
アートによって、東条川疎水の由来や地域と子供たちを繋げていきます。
参加した学生や子供たちは、やがて親となり、次の世代や地域を作り上げていきます。
農業や私たちの暮らしが大きな変わり目を迎えている現代の中で、参加した学生や子供たちは先人たちの営みを知り、何を思うのでしょうか。
楽しみつつも、実りあるワークショップとなりますように!
みんな、頑張ってきてくださいね!
美術教育演習Ⅰ授業レポート:ワークショップを企画する その2
「鯉のぼり帽子」ワークショップに決定!
前回の授業では、6月に学外で行う小学生対象のアートワークショップ案についてアイデアを出し合い、そして、内容が決定しました。
その内容とは・・・ みんなで「鯉のぼり」をイメージした帽子をつくるというものです。小学生30名対象に、所要時間は1時間半。
そこで、今回の授業では帽子のサンプルを持ち寄り、帽子のデザインについてアイデアを出し合いました。
「鯉のぼり帽子」の条件・・・
① 小学生1名につき1つの帽子をつくり、完成後、被って関連イベントに参加できること
② 各自、違ったデザインの帽子をつくることができること
③ 短い時間で完成させることができること
もちろん、安全性や予算についても考慮します。
楽しいワークショップ、準備がこんなに大変とは・・・ 対象年齢・所要時間が違うだけでその内容も全く違ったものになります。
試作品を被ってみました・・・ 如何ですか?
それにしても「なぜ、鯉のぼり?」ということは、また、次回に。
この後、さらに試作を重ね、おおまかなデザイン・手順が決まったら、次はタイムスケジュールの作成と役割分担を決めていきます。
ワークショップは、6月7日(日)。いよいよ、大詰めです!
七輪陶芸に挑戦!!
陶芸コースではいつもは電気窯で作品を焼いていますが、今回は七輪を使った焼成方法を紹介してもらいました。
前もって素焼きしておいた作品に釉薬をかけ、七輪にセットし… ドライヤーで風を送り炉内の温度を上げていきます。
使うのは七輪と炭とドライヤーだけ。
しかも15分で炉内の温度が1250℃近くまで上がりあっという間に完成です。
電気窯での焼成では冷却の時間も含めると2日以上かかりますが、これは早い!!!
お手軽さにみんなびっくり。
高温になると粘土自身が白く光りだします。
土が発光する様子は、普段は見られない光景。
焼成後の炉内は土以外のものが全部溶けてドロドロになります。
渋い作品が完成!! 出来上がったぐいのみは父の日のプレゼント?!
ものを”焼く”ということ、粘土を陶土に変えてしまう熱エネルギーの凄さを再確認した1日でした。
ガラスワークショップのお知らせ
ガラス陶磁器コースの友定先生が現在展示中の「日本現代工芸美術展」にて、ガラスのワークショップを開催します。
ガラスの歴史、技法説明と写真、それらのサンプル作品と使用材料、道具などの展示も同時に行われています。技法説明のためのサンプル作品はガラスコースの学生3名が制作しました!!
みなさまぜひお出かけください。
↑パネル展示のための技法行程の撮影をし、友定先生と一緒に編集作業をしています。
日本現代工芸美術展 ワークショップ
「ガラスヒュージング技法で作るペンダントトップ」
*会期 5月27日(水)
1部:午前11時から12時(先着15名)
2部:午後2時から3時(先着15名)
*費用 1名 1200円
*会場 京都市美術館 103号室
美術教育演習Ⅰ授業レポート:ワークショップを企画する
只今、アートワークショップ企画会議中!
6月に学外で行う小学生対象のアートワークショップの内容を話し合っているところです。
第1回目の会議では、各自持ち寄ったワークショップ案を紙に貼って、お互いコメントを出し合います。
難しいことは考えず、とにかく思いついたことを付箋に書いてペタペタ貼って・・・
そして、それぞれの案の「よいところ」や「興味深い部分」を膨らませながら、次の案へと繋げていきます。
この授業では、このように、案を共同作業で練り上げていきます。誰かの案に新しい案を付け加えたり・・・
そんな風にあれこれ話しているうちに、自分ひとりでは思いつかないような面白いアイデアが次々に湧いてくるから不思議です。
さて、これから、どんなアートワークショップになるのでしょうか? それは、また次回に!
4年生がNHK番組のセット制作を行いました!
NHK『学校再発見バラエティー あほやねん すきやねん』の番組リニューアルに伴い、本学のアート・クラフト学科4年生4名が、NHK大阪局・プラザスタジオにあるセットの背景絵を制作しました。
4月25日(土)10:50~12:00 『学校再発見バラエティー あほやねん すきやねん』の番組内で完成のお披露目が放送されました。
*このスタジオ背景画は、毎週土曜日10:50からの番組中で1年間使われますので、是非ご覧ください!