後期の授業紹介⑥「フィギュア表現」

フィギュアに関する授業では、前期にスカルピーを使って一点ものの制作を行いました。

後期に開設されているフィギュア表現では、型取りの技法についても学びながらフィギュアの表現を深めていきます。

今回の紹介は、型取り編です!

DSC_0026スカルピーの作例

授業では、まず原型を作りました。原型にはスカルピーを用いる場合もあれば、油粘土を用いて制作を行う場合もあります。

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原型が出来上がったら、型を作るための囲いを作り、シリコンを流していきます!

 

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なるべく気泡が入らないように、少しずつ・・・

そしてスプレーから出る風圧で、シリコンを広げます。

 

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一回でシリコン型を作る場合は、型に切り込みを入れ、中身を取り出していきます。

また、シリコンを半分ずつ交互に流して型を取る場合もあります。

 

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中身を取り出したシリコン型を固定し、そこにレジンキャスト(ポリウレタン樹脂)を流します!
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透明だったレジンキャストがあっという間に白くなりました。透明なシリコンだとレジンキャストの変化がよくわかりますね!

シリコンを二つ合わせた型の場合でも同様に型を固定し、レジンキャストを流します。

 

硬化したら、いよいよ中身の取り出しです!

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思っていたよりも力のいる作業・・・!

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取り出した白のレジンキャストに下地を塗ったところ

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このように型取りの技法では、複数の作品を作り出すことができます!

身の回りにあるフィギュア等がどのように作られているか、思いを巡らせる機会にもなったでしょうか。また、複製のよる表現への展開も考えられますね。

今後の作業で作品にどのような彩色がされていくか楽しみです!

 
 

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