学生作品の公募展入選

クラフト美術学科の学部生、大学院生、研究生および卒業生の作品が京都で行われる「次世代工芸展」に入選しました。

全国の芸術系の教育機関の在校生、卒業して5年以内の卒業生のみ参加できる公募展です。

本大学からは9名の作品が入選しました。

これからの工芸を担う若手のフレッシュな作品を是非ご高覧ください。

 

入選者

ガラスコース 4年  青松綺美 前田 直

メタル&ジュエリーコース 4年  小林航 大学院2年  岩本紀羽

陶芸コース 4年 安川康人 研究生  井掛紗百合

木工コース 3年 小村優江 4年  村木寛人 卒業生  近藤洋子

 

「次世代工芸展」

会期 2013年10月22日(火)〜27日(日)

会場 京都市美術館 別館 2F 午前10時〜午後5時

入場無料

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ガラス・陶芸コース

ガラス・陶芸コース 熱を加えて加工するホットガラス(吹きガラス)、熱を加えずに加工するコールドガラス、土を捏ねることから始め、「手捻り」や「ろくろ」などのさまざまな技法と、ガラス・陶芸に共通する石膏型成形による高度な技法を学びます。素材の特徴を生かした個性的な作品と社会性のあるモノづくりを追求します。

学生作品紹介

ガラス・陶芸コースの主な授業

ガラス・陶磁器演習A・B・C、吹きガラス表現、陶表現、ステンドグラス演習、釉薬技法演習

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学生作品公募展入賞のおしらせ

第2回そば猪口アート公募展にて

クラフト美術学科 ガラスコース4年生 金 東希 さんの作品が優秀賞を受賞しました。

吹きガラスで制作した、柔らかなフェルトのような雰囲気をもった作品です。

作品タイトル「ぬくもり」

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第2回そば猪口アート公募展

会期 平成25年10月19 日(土曜日)から11月17日(日曜日)9時から17時

会場 安曇野高橋節郎記念美術館

長野県安曇野市穂高北穂高408-1

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公募展入賞・入選のお知らせ

本学科の学生および研究生の作品が「第51回兵庫工芸展」において入賞・入選しました。

これを機に今まで以上に作品制作に取り組んでいってくれると思います。

 

第51回兵庫工芸展

準大賞受賞 前田 直(ガラスコース4年生)

入選 青松 綺美(ラスコース4年生) 井掛 沙百合(陶芸コース研究生)

会期 6月25日(火)~30日(日)
10~18時(最終日は16時まで)

会場 県民アートギャラリー
(JR元町駅北、県民会館2階)

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グループ展のお知らせ

クラフト領域4回生の有志によるグループ展が行われます。是非お立ち寄り下さい。

 

「 7 @ c . a . a [ナナ アット  シー. エー. エー] 」

神戸芸術工科大学先端芸術学部 造形表現学科現代クラフト専攻4回生7人によるcre@tiveな Craft And Art 展。

それぞれの個性を様々な素材・手法で表現しています。

岩本紀羽(メタル&ジュエリー)加数翔子 本田真智子(ガラス)島田未奈子 藤巻佐和子(陶芸)貞徳徹哉 米津美香(木工)

会期 2012年2月24日(金)〜  2月29日(水)

11:00 ~ 18:00 (最終日は16:00まで)

会場 ギャラリー葉(リーフ)神戸

〒651-0097 神戸市中央区布引町3-2-1 布引ビル1F(加納町交差点東南側)

web  http://g-leaf221.com

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「構成された音と光展」に参加

本日大学校内で行われた「構成された音と光展」にガラスコースの学生が参加しました。校内にあるセレンディップギャラリーを様々な学科が光のモニュメントを設置し、光あふれる空間を演出。さらにプロのマリンバ奏者によるコンサートも行われました。4年前から毎年行われているイベントなのですが、ガラスコースは今年初めて参加しました。

ガラスコースで制作したものは、ガラスのランプシェード。吹きガラスで作った透明ガラスの表面に、サンドブラストで模様をつけたシェードを約60個並べました。

準備は昼過ぎに行いました。等間隔にLEDランプを配置し、その上にガラスをかぶせていきます。形も大きさも模様も様々。並べた時はまだ周りが明るかったので、ワクワクしながら暗くなるのを待っていました。

17時を過ぎた頃にはすっかり辺りも暗くなり、美しいガラスのモニュメントができ上がりました。

ガラスの下にはサンドブラストでつけた模様からこぼれた光が美しい影を作っていました。

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ガラス1年後期part2

12月も中盤を過ぎ、後期の授業も後少しとなってきました。

3つのコースの授業を順番に受ける1年後期ですが、今週からはもう最後のコースになりました。冬休みを過ぎると授業修了まで本当にちょっとしかありません。周りでは、先輩達が卒業制作、学外展展示作品制作などが佳境に入り始め、夜遅くまで作業を続けています。1年生にはそんな先輩達に刺激を貰って、これからの学校生活を充実させてもらいたいです。

今回はガラスコース2チーム目の作業風景を紹介します。

これは最後の授業の様子です。制作しておいた板状のガラスを最後に曲げる前に、サンドブラストを使って模様を彫ったり、調子づけをしてます。中にはサンドブラストでガラスに穴を開ける学生もいました。

こちらはガラスを曲げる時に使用する陶土で出来た素焼きの型です。ガラスの板を作る前から最終段階の形をデザインして作っておいたものです。表面には溶かした時にガラスが型にくっつかないように、離型剤が塗ってあります。

こちらが陶土の型に板状のガラスをのせた様子。このガラスを約650℃まで温め、型にそわせて曲げます。

完成した作品。板状だったガラスが綺麗に曲がりました。

色の板ガラスを細かく砕いて細かな模様を作った人や、わざとガラスをバラバラに並べて穴があいたガラスにした人など、今回も色々と面白い作品となりました。

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2年生キルンキャスト

ガラスコース2年生の後期の課題1つ目はキルンキャストです。

キルンキャストとは、窯の中で石膏型の中にガラスを流し込む、鋳造技法の一つです。課題制作も終盤に入り、先日メインとなる窯入れをしました。

型の中にガラスを詰め、さらに入りきらなかったガラスを植木鉢に入れ型の上にのせます。それを窯の中に上手く並べていきます。今回は2年生全員で窯入れをしたので、お互いに協力しあいながら窯入れを進めていきます。窯入れの準備が完了したのが3枚目の画像。これからほぼ1週間かけてガラスを溶かし、常温まで冷ましていきます。

一週間後の窯の中です。植木鉢に山盛りに入っていたガラスがしっかり型の中に溶けて入っています。窯からガラスを型ごと取り出したらいよいよガラスを割り出していきます。

ガラスを傷つけないように、木槌で周りの石膏を割っていきます。人によっては補強用の金網が入っていたりします。割り出す時は上手くガラスが流れているか、綺麗な色が出ているか、ドキドキしながら割り出していきます。

割り出されて作品。思いどうりに出来た人や、ちょっと失敗した人などそれぞれでした。これから底の加工や表面の加工をして作品が完成します。

 

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卒業制作

11月もそろそろ終わるこの時期は、4年生の卒業制作が佳境に入っています。

これまで自分が積み上げていったものを最後の制作で形にしていくために、朝から夜遅くまで毎日頑張って制作を続けています。

12月には図録用の撮影も控えており、今まさに制作は大詰め。

気温も寒くなってきていますが、体調管理に気を使いつつ最後まで頑張って欲しいです。

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ガラス2年 吹きガラス

クラフト美術学科では今年の2年生から新カリキュラムになっています。

今まで3年生前期で行っていた吹きガラスが2年生後期になりました。始めのころは熱くトロトロに溶けたガラスやスピーディーな作業に四苦八苦していた学生も、授業がすすむにつれてだいぶ落ち着いて作業が出来るようになってきています。

1200℃以上で溶けるガラスを巻き取ったり

ガラスが冷めないうちに新聞紙で形を整えたり  少し冷めたガラスを1000℃以上あるグローリーで焼き戻したり

どれも初めての時にはなかなかうまく出来なかった作業です。

 

少しでも早く上手くなれるように、他の人が作業している様子も良く観察。

割とスムーズにコップの形を作ることが出来るようになっています。

 

そして今日は、コップの一部に装飾をつける練習をしました。

ほとんどでき上がったコップに、他の人に持ってきてもらった溶けたガラスをくっつけます。くっつけた後は、不思議な形をしたハサミでガラスを切ります。

つけて切ったガラスの余分なところを伸ばして切り離したら、ポッチの完成。

簡単そうですが、なれない形のハサミを使ったり、上手くガラスをつけるタイミングをつかんだり、なかなか大変そうでした。

来週はポッチよりさらに大きい高台をつける練習。自由制作に向けて色々な技法を練習していきます。

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