【美術教育コース】谷口先生のメキシコ報告(その3)小学校でワークショップ を実施しました!

メキシコに滞在中の谷口先生より再びお便りが届きました!

今回は小学校で実施したワークショップについての内容です。

 


9月24日、地元のファン・エスクッティア小学校の5、6年生を対象に、「エコロジー」や「コミュニティ」をテーマとするアートワークショップを行いました。元気な子供達とフレンドリーな先生方のお蔭で、楽しく充実した活動となりました。

最初に「日本について知っていますか?」と題して日本について紹介するレクチャーを行いました。自動車やアニメ、カップラーメン等、メキシコの日常の中にたくさんの「日本」が存在することをお話して、日本に親しむきっかけづくりを目指しました。

レクチャー「日本のことを知っていますか?」

 レクチャー「日本のことを知っていますか?」


次に、アートワークショップ「校庭の木を想像し、創造する」を実施しました。この学校には校庭に大きな屋根があり、雨天でも体育ができるようになっています。屋根が作られるまでは、校庭の端にレモンの木が茂っていたそうです。その話を聞いて、この企画をまとめました。一人一人が個性的な「想像の葉」を描き、それを集めて「大きな木」を作ります。

想像の葉を描く想像の葉を描く

「木」の幹の制作「木」の幹の制作

 

そして共同制作を通して、エコロジーやコミュニティについて考えます。数時間で、色鮮やかな葉が茂る生命力あふれる大樹が完成しました。(美術教育コース担当:谷口文保)

アートワークショップ「校庭の木を想像し、創造する」アートワークショップ「校庭の木を想像し、創造する」

ファン・エスクッティア小学校の皆さん、ありがとう!
ファン・エスクッティア小学校の皆さん、ありがとう!
 
 
制作する谷口先生の真剣な表情、思わず引き込まれますね!皆さんの笑顔も素敵です!
 
ベラクルス州立大学造形美術研究所での研修成果は、10月1日に行われる同研究所のギャラリーで、研究発表会として公表されます。
個性豊かな創造の葉を繋ぐ大きな幹のように、研修成果が結ばれることと思います!
 
発表会の詳細は、追って紹介していきたいと思います!

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