ガラスコース4年生紹介

クラフト領域の4年生は8月の頭にある中間発表に向けて、現在黙々と制作中です。

前期で色々と試して制作したものが卒業制作につながっていくので、学生もそれぞれ真剣。

今回はガラスコースの4年生の制作風景を紹介します。

 

ガラスコースには2人の4年生が在籍しています。

4年生になると自分が興味を持った技法をさらに深めていき、自分の表現を固めていきます。

中間発表まで後少ししか時間がないので、制作もだんだん佳境に入ってきています。

 

こちらはバーナーワークとキルンワークを組み合わせて作品を作っている加数さん。

バーナーワークでレース棒を作って、さらにそれを丸めてパーツに。

さらにキルン(電気窯)を使ってパーツを板状にして形を作っていきます。

4.5月はいろんな色を使ってどんな模様を作っていくか実験を繰り返していました。

今回は直径40cm近くのお皿を制作する予定です。

複雑な色の組み合わせ、どんな表情を見せてくれるのでしょうか。

 

こちらはキルンキャストで作品を制作している本田さん。

3年までは粘土で原型を作ってガラスにしていたのですが、今回はガラスのパーツを作ってそれを組み合わせることに挑戦中です。

まずはワックスでお花の原型を大量生産。5種類の花を100個以上作っていきます。

石膏で型を作ったら、ワックスを溶かして(脱蝋)石膏型の完成。鍋の中に水を入れてグツグツ沸騰させ、水蒸気の熱でワックスを溶かし出しています。

でき上がった色とりどりの花。

そして沢山の花を粘土に埋めています。

これが原型になり、最終的には全てガラスになります。

柔らかい色調のお花と愛らしい表情、完成が楽しみな作品です。

 

2人とも追い込みがんばっています!

 

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